予防接種を受ける前に知っておく事
日本では予防接種を受ける事を推奨しています。
そんな予防接種を受ける前に少し自分でも頭に入れておくと便利な事もあります。
予防接種はどこで受ける事ができるの?
予防接種を受ける事が出来る機関
個別接種-医療機関
- 小児科
- 診療所
- 内科医
集団接種
集団接種の場合は、自治体が指定した場所で受けたり学校が実施し受けたりする場合があります。
乳幼児の接種は主に個別接種が主になります。
予防接種を受けに行く前に必ず、その医療機関に電話を入れておくとスムーズにできます。
また、予防接種のワクチンには使用期限があります。
そのため多くの医療機関は事前の予約が必要になってきます。
必ずしも、自分が希望する日に予防接種を受けれるわけではないので、ぎりぎりの行動ではなく前もって行動しておくといいです。
人気の医療機関では、数ヶ月待ちという事もあるので早めの対処が必要です。
予防接種を受けるのに必要な物
事前の予約が済み、いざ予防接種を受ける日!!
予防接種を受ける為に必要な物があります。
必要な持ち物
- 母子手帳
- 予診票(事前にもらっている場合)
- 健康保険証
- 診察券
乳児の場合の必要な持ち物
- 上記の4つの持ち物
- オムツ・おしりふき
- ミルク・飲み物
(時間がかかる場合、直前の飲食は控える)- 着替え
必要に応じて持っていくものを工夫すると、どんな時にでも対応できます。
こんな時は予防接種を受けないで!!
予防接種を受けるには、健康な状態でいなくてはいけません。
事前に受ける事が出来ない症状を知っておくといいです。
- 明らかに発熱している・通常37.5℃を超える場合
(平熱が高い場合は医師に相談)- 風邪・身体の調子が優れない
- 重い急性疾患にかかっている
- ワクチンの成分などによって以前アナフィラキシーを起こした事がある
乳幼児の場合、普段とは違い機嫌が悪かったり便や鼻水・咳などの様子を見ておくのもいいと思います。
こんな場合は医師に相談
- 過去に痙攣の既往のあった場合
- 過去に免疫不全の診断があった場合
- 近親者に先天性免疫不全症の人がいる場合
- これまでの予防接種でアレルギー反応が起きた場合
- 受ける予防接種でアレルギーを起こすおそれがある場合
- 心臓血管系疾患・肝臓疾患・腎臓疾患・血液疾患・発育障害などの基礎疾患がある方
少しでも不安を感じる場合は医師に相談するといいでしょう。
最後に...
子供や親にとって、病院選びはとっても大切な事です。
相性が合う合わないなどもありますから、先生や看護師さんなどと上手な付き合い方をしておく事はお互いにとってもいいことです。
特に子供はとても敏感です。
病院についたり、先生を見ると異常なほど泣いてしまう場合などは病院を変えてみるのもいいと思います。
病院や医師を変えてから泣かなくなったという事も実際あるので、ママも様子を見て工夫していくのも一つの手です。
頑張ったあとは、飴玉などお菓子をくれたりガチャガチャをさせてくれる病院などもあるので、ぜひ参考にして下さい。
長い付き合いを考えて、小児科ではなく掛かりつけの内科や診療所などで受けるのもいいと思います。