つわりを乗り切る食事の仕方とは?
妊娠して喜びと同時に、つわりで悩む時期でもあります。つわりの時はほとんど口にすることができない人も多くみられますが、赤ちゃんへの栄養は食べたものがすぐに届くわけではなく、ママの蓄えられている栄養でこの時期は十分育っていきます。
つわりの時期は、食べたいものをできるだけ口にすることが大事になってきます。食事の回数もこだわらず食べれる時に食べたい分だけ食べることがママの体にとって大切なことです。
つわりの症状
つわりの症状には、人によってさまざまです。つわりの重い人になると食事が取れなくほとんど横になった状態の人、ひどい人になると妊娠悪阻(おそ)といってつわりの症状が悪化して脱水や栄養障害などで点滴や入院する人もいます。
その逆で軽い人になるとつわりをほとんど感じられない状態で終わる人もいます。
-つわりの症状-
- 胃のむかつき
- 吐き気、嘔吐
- 頭痛
- 眠気、だるさ
- 唾液過多
- ニオイに過敏
- 食べづわり
対策1:冷たくして何回かに分けて食べる
つわりの時に冷たい物が食べやすく感じたりします。また一度には食べられなく、少量を何回かに分けて摂ると食べられたりします。
食欲がなく臭いにも敏感になっている時には、市販のお惣菜を利用したりして毎日の料理を工夫しましょう。
また外食をして、気分転換をしてみるのもいいかもしれません。
- 果物を切って冷蔵庫の中に入れておく
- 味噌汁、スープなども冷やして食べる
- レモンの輪切にシュガーをまぶして冷凍庫に入れておく
対策2:食べつわりの時には
お腹がすくと吐き気がしてくる事を食べつわりと言います。この食べつわりの影響で体重が急激に増えて指導を受けてしまう人も少ないのです。そうならないためにも、上手に食べつわりと付き合っていきましょう。
食べつわりは、おなかが空くと気持ちが悪くなるため、1回の量を減らして小分けに食べるようにします。
【例えば...】
- 朝食と昼食の間に
- 昼食と夕食の間に
対策3:食べ方の工夫
- 起床時に、すぐに口に入れられるように枕元に数枚クッキーを置いておく
- 一口大のおにぎりをいくつか作っておく
- カットしたフルーツを冷蔵庫の中に入れておく
- 食パンをひと口大に切っておき、食する時にジャムなどを付けて食べる
対策4:つわりの時の食事
つわりは、消化器官の辛さや臭覚、味覚が敏感になることが多いと思います。意外と多い、白米の炊きあがり時の蒸気の臭いは、多くのママが辛がるニオイでもあります。
つわりの症状と期間には、個人差が非常に大きく、食べ物のについても一概に言えませんが比較的食べているものとしては・・・
- 酸味のある物
酢の物、マリネ、南蛮漬け、野菜サラダにドレッシング- 冷やして食べる
冷しうどん、そうめん、冷し中華 ⇒たっぷりの野菜をのせる- ごはん対策
多めにご飯を炊いて、家族が食べる1回分の量に小分けして冷凍- あっさりしたもの
奴豆腐、冷たくした味噌汁.スープ.汁物- 香辛料を好む
味付けなどに生姜、ワサビ、カレー粉、ハーブ