生後3ヵ月の赤ちゃんの成長
わずか3ヵ月で体重は生まれた時の約2倍になり、身長も10㎝前後大きく成長します。生後3か月になると吸う力の発達により一回の飲む量が増え、飲む時間も一回20分ぐらいとなり、飲む回数も一日7~8回の授乳間隔となってきます。赤ちゃんの満腹中枢の発達により、赤ちゃんの授乳ペースが整っていきます。
赤ちゃんの表情がはっきりしてきて「○○ちゃん」と声をかけてあやすと嬉しそうに微笑んだり、足ををばたばたとさせるようになってきます。
赤ちゃんの発育と発達
身長・体重の発育状態
- 男の子♂
身長・約57~66㎝
体重・約5.5~8.0㎏ - 女の子♀
身長・約55~65㎝
体重・約4.5~6.5㎏
赤ちゃんの成長の様子
- あごの筋肉が発達してきて授乳時間が短縮したり間隔が長くなってきます
- 話しかけると微笑んで声を出すようになります
- 首が少しずつすわりはじめてきます
- 自分の手を見てしている
- 指しゃぶりをしまり、握りここぶしにした手を口に入れて遊びます
- 寝ている状態で活発に手足を動かすようになります
首のすわり
生後3ヵ月の赤ちゃんは、首がすわりはじめてきますが、まだ完全ではないので抱くときは気を付けましょう。個人差はありますが、首がまだ座っている状態でなくとも横抱っこを嫌がる赤ちゃんもいます。
縦抱っこの際は、頭がぐらつかないように気を付けましょう。
母乳・ミルク
生後3ヵ月になると母乳やミルクを飲む回数や飲む量がほぼ安定してくるようになってきます。
一日に飲む回数
- 母乳
一日8回ぐらい - ミルク
一日5~6回ぐらい
満腹中枢の発達により、自分の適量を飲むようになり、遊び飲みや飲みむらするようになりますが、赤ちゃんの欲する量をあげましょう。
赤ちゃんが飲んでいる量時間等を記録しておくと間隔がつかめるようになるので、後々楽になります。
おむつのサイズを確認
新生児に比べると体重が2倍になり体全体がも大きくなり、オムツのサイズも新生児用からSサイズに変える時期になってきます。
おへそが隠れるくらいが正しいサイズの目安です。
♪うんちが出ない
ママの心と体のチェック
赤ちゃんが夜5時間ぐらい寝てくれることからママの睡眠不足も少しずつ解消されていきす。
産後3ヵ月頃になると早い人では、生理が始まり次の赤ちゃんが授かる準備がママの体はできています。
しかし、退院指導でもおそらく受けたと思いますが、出産してから約1年の期間をあけて次の子を妊娠するのが非常に望ましいです。
特に赤ちゃんを帝王切開で生んだ場合には、ママの体の為に一年間は妊娠を避けることをおすすめします。お腹の傷が回復していない状態で妊娠してしまうと、お腹が裂けてしまう事を回避するために早めに出産をせざる負えない状況になるからです。
ママと赤ちゃんの事を考えて、パートナーである旦那さんにしっかり話て理解してもらう事が重要です。